官公庁もマンガが好き。

「日本はマンガで量子力学を学んでる!?」の海外反応を読んで、真っ先に思ったのが、「日本って何でもマンガになってるよねー」。
官公庁が配布するパンフレット等もマンガがついているのをよく見かけます。

その流れで、ふと、最近自分が見かけた官公庁系のパンフレットですごく印象に残ったものがあったことを思い出しました。

そのパンフレットの名前は、「中小企業事業承継ハンドブック
その名の通り、中小企業が後継者に事業を承継させる場合の手続きに関するハンドブックなわけですが。
リンク先のパンフレットの表紙を見ただけでも間違った感がします。
そして、こんな感じ↓で、随時マンガが織り込まれてます。

なぜに魔法使い??と最初手にしたとき驚いたものですが、おそらく「魔法少女」が一時期流行っていたので、それに乗っかかったのかなぁ、と推測してみました。・・・いわゆる「萌えキャラ」とはほど遠いですが。

そして、事業承継対策に関する説明マンガの一部がこれ↓


吹き出しに長文を流し込んでいるだけだから全くわかりやすくないです。
そして、非常に読みにくい。
通常のマンガは右から左にコマを読んでいくのに、これはその逆なので、マンガ世代にもやさしくない構成となっていて、いったいどういう人たちを対象に狙ったマンガなのか理解ができません。

どうしてこうなってしまったんでしょう・・・
マンガ以外の部分はボリュームがあるものの、わりとわかりやすい説明になっているのに。