xyzzyではてなハイクやtwitterに投稿してみる。(by xyzzy初心者)

テキストエディタxyzzyで、twitterはてなハイクに投稿ができるらしい、とのことで、試してみました。
が、xyzzyをインストールしてから投稿するまでに、かなりの手間がかかりました。xyzzyをまったく扱ったことのない人間には、かなりハードルの高い作業でした。
今回、自分がxyzzyを導入してからtwitterへ投稿するまでの一連の経過を書いてみます。
もしかしたら、今後xyzzyからtwitterはてなハイクに投稿したいと思う人に役に立つ……かもしれない。


1.xyzzyのインストール

まず、xyzzyをインストール。
これは、適当なフォルダに解凍させるだけなので、問題はありませんでした。

2.twitter-mode をインストール?

次に、twitter-modeをダウンロードして、インストールしようと、しましたが、readme.htmlを読んでもどこにインストールすればいいのかわからない。

NetInstallerでインストールするか、ダウンロードしたアーカイブを system-root 以下に展開してください。

と、書いてあるのだけど、NetInstallerってナニ? system-rootってナニ?な感じで、一瞬固まる。調べてみるとどうやら、NetInstallerというのを使えば、わざわざ twitter-modeを手動でサイトからダウンロードする必要なく自動的にインストールしてくれるらしい。
そして、手動の場合は、xyzzyのフォルダ以下の「site-lisp」に入れればいいことが判明。

で、次の手順をさらにreadme.htmlで調べてみると、

ni-autoload を有効にしていない場合は、以下を .xyzzy または siteinit.l に書いてください。
(autoload 'twitter "twitter/defs" t)
(autoload 'twitter-toggle "twitter/defs" t)

設定は、site-lisp/twitter/config.l.sample を ~/.twitter/config.l にコピーして必要箇所を記入してください。(このファイルはなくても利用できます)

ni-autoloadってナニ? .xyzzyとsiteinit.lってファイルないぞ? な感じで、また固まってしまいました。

3.最初に戻ってxyzzyについて調べる。

根本的になところでxyzzyについて何もわかってないのだと悟った私は、xyzzyの作者サイトに紹介されていた、XyzzyWikiの「はじめ」→「ダウンロード」→「わりとグラフィカルな説明」とたどり、「設定」の項目を見て、ようやく.xyzzyとsiteinit.lが何なのかを理解しました。
多分、.xyzzyとsiteinit.lって、xyzzyの目玉機能の根幹をなす部分なんじゃないかと思うのですが、初めて使う人には、ちょっとわかりにくいところに説明があるような気がするのですけど。

4..xyzzyとsiteinit.lを作成


とりあえず、そこの説明どおりに、.xyzzyとsiteinit.lをつくり、環境変数の登録をして、Windowsを再起動させました。(ここでも、USBハードディスクにxyzzyを保存したため、.xyzzyが認識されずしばらくあたふたしてました)


5.NetInstallerをインストール

NetInstallerを使えば簡単にtwitter-modeがインストールできるらしいので、先にこちらのページを参考にしながらNetInstallerをインストールし、xyzzyを起動。


実際に使ってみましょう。おもむろに
M-x netinstaller
と入力します。

と、あったので、「M-x netinstaller」と入力したのですが、特に何も反応しない。あれー、と思ってしばらく再起動させてみたりしてもダメ。
それから、さらに他のところで調べてみると、「M-x」のMというのは、「Shft + m」ではなく、「alt」 だということが判明。
無事、Netinstallerを実行させることができました。

6.ようやくtwitter-moduleをインストール

Netinstallerを実行させ、そこから目的のtwitter-moduleをインストール。

が、今度は、「ファイルがありません lib/junk」なエラーが出てきます。
Netinstallerを起動させたときに、「Junk-library」というのがあったので、それかな?と適当に推察してこれをインストール。
すると、今度は「ファイルがありません jason」とエラー表示。
ジェイソンって誰よ!?みたいな突っ込みをしつつ、ちょっぴり、twitter-module使うのやめようかなぁ…と弱気になったものの。

どうやら、依存ユーティリティがあるらしく、個別にインストールしないといけないものがあったようです。
確かに、twitter-mode の readme.htmlには、

動作環境

xyzzy-0.2.2.235 以降
junk-library/0.0.0.6 以降
xml-parser-modoki/0.0.0.8 以降
miyamukoさんのjson/0.1.1 以降

と記載されています。
そんなわけで、必要なものを個別にインストールして、xyzzyを起動し、おもむろに alt + x を押して、「twitter」と打ちました。

無事、twitter にログインできました!

あとは、特に問題なく投稿したり、閲覧したりしています^^
はてなハイクtwitter-moduleと同じ要領でhatena-haiku-modeをインストールして使ってみました。
hatena-haiku-modeは、☆をつけたり、投稿した記事を削除したりすることも可能で、多機能。キーバインドを覚えるとかなり楽しいはてなハイクライフが送れそうな感じ。


とまぁ、こんな感じで、合間合間に試していたものの、無事投稿閲覧するまでに正味3〜4時間ぐらいかかりました。
これだけ時間がかかった敗因は、おそらくtwitter-moduleを使いたい!とピンポイントで調べていたことでしょうね。
xyzzyがどんなテキストエディタなのか把握してから、拡張Lispを導入すれば、まだ、てっとり早く何とかなったのじゃないかと思います。

twitterで、アドバイスをくださったbowbow99さん、長い間つき合ってその都度教えてくださったふも (fumokmm) さん、本当にありがとうございました!!