ノーベル賞と益川氏の発言の意味

はてなのサービスをあちこち見て回りましたら、興味深い記事を見つけました。


「世界同時株安」を背景に、日米の選挙と金融・財政政策を情報の観点から見る、というのが、ここ数週間のこのコラムの通しテーマなわけですが、そこに「ノーベル賞」が飛び込んできました。物理学賞の南部陽一郎先生、小林誠益川敏英の両教授、そして1日遅れて化学賞の下村脩教授と、日本の報道は「日本人」が4人受賞と大はしゃぎですが、ノーベル財団の公式ホー...

私は、この手の学問はまったく門外感で、日本人がノーベル賞受賞と聞いただけで、へえーすごい!と単純に感動するタイプだったので、なるほど、そういう裏があったのか・・・と興味深く読ませて貰いました。

益川氏が「ノーベル賞なんてちっとも嬉しくない」なんて言ったのもちゃんと意味があったんですね。嬉しくないと言いつつも、インタビューのときにむせび泣いているシーンを見てしまったので、てっきり、今流行?の「ツンデレ」を地でやっているのかと、微笑ましく見ておりました(笑)

ノーベル賞というと、科学者にとって最高の栄誉なんだろうと、漠然と思っていたのですが、必ずしもそういうものではないのですね。日本人がノーベル賞受賞となると、日本中で大騒ぎになりますが、同コラムの


こうした「自然科学史上不朽の仕事」が、物理学にも化学にも、はたまたノーベル賞に設置されていない専門分野(環境科学、地球科学、情報科学認知科学etc etc etc)にも、大変な数存在しているという基本的な事実です。

の言葉には目が覚める思いでした。まったくその通りですよね。
この記事を読んで、ただ、ノーベル賞受賞に喜ぶのではなく、その背景をもっと理解していきたいと、思いました。
と言うわけで、さっそく、まずはこの4氏の受賞した内容について勉強・・・は、すぐに挫折しそうだ;